布線時間が半分以下に!


タイムコード・ラボ  宏哉様  《ピコフレキ》

Q: どのような目的でご使用いただきましたか。

マルチカメラ収録の現場で利用。本来マルチカメラシステム対応ではないハンドヘルドカメラやENGカメラを利用したマルチカメラの現場では、カメラからの映像をスイッチングベースに送り、反対にスイッチングベースからはプログラムアウトなどをリターン映像として送り返す必要があるため、それらを同軸ケーブルで行う場合は少なくとも2本のケーブルを敷設する必要がある。ピコフレキとBlackmagicDesign Mini Converter OpticalFiber 12G を使えば、ケーブル1本で双方向に映像信号を送れるため、現場の省力化のために導入した。

Q. ピコフレキをお試しになりたいと思われた理由を教えてください。

他社のマルチカメラ収録の現場で使われているのを見て。その時は屋外で、また人の行き交いも多い現場のためケーブルルートなども考慮しながらケーブルを敷設する必要があった。しかしピコフレキの堅牢で柔軟な作りのお陰で、従来の同軸ケーブルと同じ様な扱い方で布線作業ができたため効率的だった。光ファイバーケーブルが敬遠される理由となる「脆弱な作り」というものからは無縁で、コンクリートの上を引っ張ったり、壁沿いにケーブルを曲げたりしても大丈夫な作りが、映像の現場向きだと直ぐに理解できたため導入を検討した。

Q: ピコフレキを購入にあたり弊害となることはなにかありましたか?

第一関門は「価格」だと思う。中国製の簡単なPVCジャケットタイプの光ファイバーケーブルと比べると非常に高価な光ファイバーケーブルだと思える。映像業界で一般的なHD-SDI同軸ケーブルと比べても高いケーブルだ。
だが、数十メートルから数百メートルを4K映像も伝送可能で、曲げや外圧にも強く、さらに双方向で映像を送信できるというスペックと、結果的にそれらがもたらす現場の省力化と信頼性を考えると、十分に導入するに見合った価格であると理解できるだろう。

Q: 何が決め手となってピコフレキを購入したいと思われましたか?

同軸ケーブル2本がピコフレキ1本になり、布線効率が向上することが“想像”できた時、購入を決めた。とにかく布線が楽。布線に掛かる時間を半分以下に出来た今まで同じルートで2本引いていた同軸ケーブルがピコフレキ1本にまとめられた。ケーブルが細いため、隙間にケーブルを通したり、狭い箇所で曲げたりとケーブル養生が楽になった。

Q: 実際に使ってみていかがですか?

ステンレスのフレキシブル管が耐久性に信頼をもたらしてくれるため、時間が無くて手早く布線を行う必要のある現場で重宝し、また光ファイバーケーブルの扱いに慣れていない外注スタッフにも敷設を気軽にお願いできるなど、現場でのセッティング/撤収の効率が向上した。 


光ファイバはピコフレキ以外は考えていません。


半導体製造メーカー様 《ピコフレキ》

当社は、半導体装置を作っている関係上、信頼できる製品であることが条件となります。
ピコフレキを採用している理由は、なによりも、取扱いが簡単という点です。たとえば、一般の光ファイバケーブルは他のケーブルと一緒に敷設できず、また、狭い箇所ではファイバを折らないように敷設する必要があり、かなり神経を使います。それに対し、金属管に入っているピコフレキは安心かつ簡単に扱うことができ、大幅に作業時間を短縮できます。

納期対応もきちっとしており、緊急時の無理なお願いにも柔軟に対応いただいています。さらに、ピコフレキは多くの色の中から選べることがいいと思います。当社では他のケーブルと区別するために、黄色のピコフレキにしてもらっています。いまのところ、光ファイバについてはピコフレキ以外は考えていません。


人に踏まれても問題なく、撤収も短時間で終わります。


ケーブルテレビ会社様 《ピコドラム》

花火大会の生中継用に『ピコドラム』を購入しました。以前は、光ケーブルを人に踏まれないように苦労して布設していました。『ピコドラム』を使い始めてからは、人に踏まれても問題なく、また電工ドラムのように簡単に巻き取れるため、撤収も短時間で終わります。

また、毎年のように中継箇所が変わるため、これまでその都度光ケーブルを手配していましたが、無駄な購入をする必要がなくなりました。最近は、コミュニティ重視により小さなイベントなどでも使っており、新たに検討している2元中継用としてもう一台購入を検討しています。


ピコドラムは中継だけでなく障害時の仮復旧用にも対応。


ケーブルテレビ会社様 《ピコドラム》

Q. ピコドラムをご使用する前にどのようなことで悩んでいましたか?

主に中継伝送でのことですが、中継本番数週間前に中継現場付近の電柱で引き込み工事を行います。中継する箇所が未確定な場合、引き込みケーブルをある程度余長を持たせる必要がありました。また、そこから中継車まで光ケーブルを伸ばすのも苦労していました。

Q. ピコドラムを知ってすぐに購入しましたか?

使用頻度や利用シーンが想像つかず、購入金額に対する費用対効果の判断が難しかったため、購入まで時間が掛かりました。

Q. 何が決め手となってピコドラムを購入いただきましたか?

各種イベント(花火大会や地域まつり等)での中継だけでなく、障害時の仮対応としても活躍してくれると判断できたことが決め手となりました。

Q. 実際に使って見ていかがですか?

今回、イベントでの中継伝送として使用しましたが、本番前のリハーサルが2週間前にありました。電柱に光ドロップケーブルを巻き付けていましたが、電柱から伝送装置まで少し距離があったため、電柱付近にピコドラムを置いて使用しました。品質的にも全く問題なく撤収作業も短時間ですることができ良かったです。通常ですとドロップケーブルを巻き戻す必要があり、これが結構時間もかかり面倒でした。


柔らかいのにキンクの心配もなく容易に敷設・撤収ができました。


ケーブルテレビ会社様 《ピコドラム》

Q. ピコドラムをご使用する前にどのようなことで悩んでいましたか?

記念式典の生中継にて本線伝送用として使用しました。

Q. ピコドラムをお試しになりたいと思われた理由を教えてください。

以前、展示会にて拝見した際、構造や利点などが中継時の懸念部分解消になると感じたため。

Q. 何が決め手となって購入したいと思われましたか?

使い勝手安心感、また業務における汎用性(生放送・中継、ケーブルテレビ幹線の緊急用)があるため。

Q. 実際に使ってみていかがですか?

想像したよりも柔らかくて使い勝手がよく、また太さも通常使っているケーブル(3C)と同じくらいなのに容易に敷設・撤収が出来ました。また、柔らかい光ケーブルはキンクに対して気を使うことが多かったのですが、フレキシブルの金属管である構造には安心感があり、踏みつけに対しても過度の心配をすることなくとても楽でした。